おじさんサーファーの成長日記/VLOG
センスも体力も無い、1973年生まれのおじさんサーファーが、サーフレッスン/コーチングを受講して・・変化/成長していく様子を記したブログです・・
※コーチング&撮影は、須田那月パーソナルサーフレッスンです。
最新の投稿
ドライブターンが出来た
35回目で学んだことは・・①ターンを修正②ボトムターンを強化など。
改めてターン時における加重の大切さを学び、その具体的な動作をコーチに指導頂いた。おかげで、「ギュン!」と走るボトムターンを体験することができた。この忘れられない感触と共に、加重の重要性を胸にしっかりと刻んだ。
波の終わりにタイミングを合わせてターン出来た
34回目で学んだことは・・①薄い板の注意点②波面とアクション軸③マニューバ設定など。
短くて薄い、5’11の新板で受講。容量が小さい板は、機敏なレールワークが可能になる反面・・取り回しが軽くなることで、横着なターンになってしまう罠にもなる。自分としては、ターンが上達した気になっていたのだが・・コーチの指摘により、軽薄でスピード感の無いターンに陥っていたことが判明。こういった勘違いを早い段階で修正してもらえたので、悪い癖が身に付かずに済んだ。また、今回の課題でもあった・・波の終わりにタイミングを合わせて、技を入れることも出来た。
波まかせではなく自らターン出来た
33回目で学んだことは・・①右腕の動作を修正②波取りのコツなど。
速いレフト波で、横に走る技術が必要とされる状況。バックサイドのテイクオフ&アップスダウンがまだまだ未熟なので・・波の速い展開に、追いつくことができなかった。だが波がタルくなる場所で、自らターンを2連発入れることが出来た。以前の自分なら、そのまま波まかせに走って終わりだっただろう。
難しい波でも楽しむことが出来た
32回目で学んだことは・・①大きい波を捕まえるコツ②波のパワーに翻弄されない方法など。
テイクオフが難しい、掘れた波でのレッスン。上級者ならチューブに入れる状況だっただろう。自分もチューブを狙ってみたが、頭から波を被っただけで・・夢のチューブ・インはならなかった。だが良いボトム&トップターンを決めることができて、非常に満足な一日となった。
カットバック攻略の糸口が見えた
31回目で学んだことは・・①右腕の動作を修正②FSカットバックを修正③混雑時の波取りなど。
コーチの的確な指摘で・・FSカットバックが成功に至らない、二つの原因を知ることができた。クセになってしまっているのだろう・・いつも同じ動作をして、同じ結果になっている。いつもとは違う動作をすれば、結果も必ず変わる。正しい動作を頭で理解できたので、あとは体現するのみだ。
BSアップスダウンに慣れてきた
30回目で学んだことは・・①BSアップスダウンを強化②質が高いマニューバの構成など。
アップスダウンを、マニューバの構成に上手く組み込めば・・サーフィンはもっと楽しくなる。走るスピードが速くなり、ターンもより力強いものになるからだ。苦手だったバックサイドのアップスダウンも、だいぶ慣れてきた。ぎこちない動きで、まだ思うように加速できないが・・この調子で行けば、きっともっと上達するはず!
テイクオフ上達を渇望した
29回目で学んだことは・・①レールを入れながらのテイクオフ②バックサイドのアップスダウンなど。
レールを波に入れながらのテイクオフは、速くて掘れる波に有効な技術だ。ぶっ刺さって転ばないだけでなく、究極のマニューバ”バレル・イン”だって狙うことができるようになる。そうテイクオフの上達は、サーフィンの楽しさの幅を広げることになるのだ。だからこそ、渇望してしまう・・
気持ち良いターンが出来た
28回目で学んだことは・・①ボトムターンを強化②マニューバの構成など。
サイズがあり、押しも充分あって・・非常に乗りやすいファン・ウェイブ。こういう日は、これまでの練習の成果が出やすい。気持ち良いターンをたくさんすることが出来た。レッスンを受けていなければ、このマニューバを描くことは無かっただろう。
綺麗なスプレーを出せた
27回目で学んだことは・・①チューブの攻略法など。
掘れてる波が来ていたので、思い切ってチューブに入るレッスンをコーチにお願いした。夢のチューブ・インは叶わなかったが・・以前から取り組んでいた、BSトップターンが決まった!その瞬間を切り取れば、とても綺麗な水飛沫があがっている🤩
2022年のサーフブログ
自分の成長を再確認できた
26回目で学んだことは・・①波を観察して地形を知る方法②ボトムターンを修正など。
波の速い変化に意識が追いつかない、必要な技術も全然まだ足りていない。だが確実に、上達している。1年前の自分には出来なかったことを、色々とやっている。壁に当たり自信が無くなった時こそ、これまでの変化を振り返り・・コーチへの感謝とともに、自分を褒めてあげるのもいいだろう。
波乗り中の思考力を熱望した
25回目で学んだことは・・①ターン時の緩みを修正②変化する波への対応術など。
今までは、技を決める為の”動作”に意識を割いて練習してきたが・・次のレベルを目指すなら、波の変化を観察&予測することにも集中力を注ぐ必要がある。波にタイミングを合わせながら、動作を考えなければいけないので・・頭の中は一杯一杯。片方に意識を割き過ぎると、他方が疎かになってしまう。かつて車の運転も、初めはやることに不慣れで頭がパニックになっていたが・・訓練によって、無意識で動作できるようになった。サーフィンも、きっと同じに違いない。
ハンドアクションの効果を体感できた
24回目で学んだことは・・①ハンドアクションを強化②大切な姿勢③ライン取りなど。
やや不規則に割れる波で、走るラインに注意しなければいけない状況。だがハンドアクションのことで頭がいっぱい、ライン取りに気を使う余裕が無い。それでもコーチの指導で・・両腕を上手く動かせば、サーフボードをしっかり操れる感覚を体験。またひとつ、変わることができた。
かっこいいボトムターンがしたい欲に目覚めた
23回目で学んだことは・・①ボトムターンの修正&強化など。
ボトムターンの目的の一つは、パワーをためて次のターンへ繋げること。その為には、適切な姿勢と動作が必要になる。今回はそこを重点的に練習した。瞬間を切り取れば、良い感じの姿勢にも見えるが・・一連の流れでみれば、まだまだ目的を達成することが出来ていない。あぁ、格好良いボトムターンがしたい・・
上半身の使い方が少し分かった
22回目で学んだことは・・①ハンドアクションを修正②ボトムターン時の姿勢を修正③速いレフト波のマニューバを修正など。
苦手だったバックサイドも、だんだん慣れてきた。形の良いレフト波が割れていたので、バックサイドのターンを集中的に特訓。コーチの的確な助言のおかげで、なんとボトム&トップターン3連発に成功!上半身をうまく使えば、ターンに成功しやすくなることが分かった。
大きい波で集大成が実現した
21回目で学んだことは・・①掘れてる波のテイクオフを修正②ボトムターンを修正など。
波にサイズがあり、割れ方も速くて難しい状況。これはテイクオフが肝になる・・そして技を入れられる場所が少ないので、のんびりもできない。だが重ねたレッスンは裏切らなかった・・BSボトム&トップターンと、FSローラーコースターに成功!これまでの数々の学習と練習が、集大成となって表れた瞬間だった。
ターン4連発に成功した
20回目で学んだことは・・①ボトムターンを強化②素早いトップターンのやり方など。
今回はコーチに、トップターンの変種を教えてもらった。一発決めて終わりではなく、後に続ける為のトップターン。素早くターンを済ませることで、連続性のあるマニューバが実現する。具体的なやり方を浜辺で動作、頭の中でイメージをつくって・・いざ実践。なんと、ひと波で4連発ターンすることが出来てしまった!
過去イチのターンが出来た
19回目で学んだことは・・①カットバックを改善②ローラーコースター着水のコツ③BSトップターンを修正など。
6’0の短くて厚い、新板で受講。波は程よいサイズ&パワーがあり、割れ方もゆっくりで易しい・・こういう波では、これまで積み重ねて来た練習の成果が表れやすいのだろう。過去イチのボトム&トップターンをすることができた!特にボトムターンの瞬間は、別人の様に決まっている🤩PCの壁紙にして、毎日眺めたい。
慣れはチカラになることを知った
18回目で学んだことは・・①左手の使い方のコツ②カットバック成功のコツ③バックサイドに慣れる方法など。
レフトの波が多かったので、バックサイドを特訓。不慣れだし、成功イメージもまだ無いので・・まずは左手の使い方からと、できるところから形を作っていく。数を重ねるごとに、少しだが確実に慣れていく。そして何となく、良い感触を得られる瞬間も・・
練習したいメニューが増えた
17回目で学んだことは・・①テイクオフ直後の加速を強化②効果的なパンピング法など。
波に押しがあまり無く、スピードが出ない。こういう時は、自分の体重70㎏とサーフボードの浮力を利用して・・自力でスピードを生み出すのだと教えてもらった。要領が分かっただけに、うまく体現できない自分がもどかしい。ショボい波の日には、パンピングをしっかり練習するぞ💪
失敗には必ず原因があることを知った
16回目で学んだことは・・①レフト波のテイクオフを修正など。
6’2の新板で受講。ライト波とレフト波では、難易度がまるで違う。背中側にテイクオフする行為は、身体の動きも視界も窮屈になるからかも知れない。コーチの的確な助言で・・具体的な改善策と、その効果をレッスン中に実感することができた。あとは反復練習して、習熟するのみだ!
苦手なバックサイドと向き合えた
15回目で学んだことは・・①FSアップスダウンを強化②ローラーコースターを強化③BSアップスダウンのコツ
タルい波ということもあり、久しぶりに6’8の長い板で受講。今回はレフト波の形が良かったので、苦手なバックサイドのアップスダウンを徹底的に練習した。しかし上半身と下半身がうまく連動せず、バラバラの動きになってしまう。「本当にできるようになるのだろうか」と絶望してしまうほど、難しい😱だが、諦める訳にはいかない。
陸上トレーニングの利点を知った
14回目で学んだことは・・①スケボーで陸上トレーニングする方法②正しいフォームなど。
気になっていた、naraiのスケートボウル・・怖さもありほとんど動けなかったが、良い体験になった。そして緩い下り坂に移動し、ターン時のフォームを練習。海とは違い・・頭の中を整理する余裕もあるし、反復練習も可能だ。下半身の筋力強化にも、適しているだろう。
新たな武器を手に入れた
13回目で学んだことは・・①ハンドアクションなど。
これまでは頑なに、テイクオフが易しくなる板を選んできたが・・コーチの助言もあり、「カットバックを成功させる」という新たな構想のもと・・サーフボードの仕様を思い切って変更した。今回はその板の初乗り。ロッカー(板の反り)が強めになっているので、回転させやすい。また推進力を失わないよう、板の底にはコンケーブが掘られてある。どうやら、調子が良さそうだ・・
カットバックしたい欲に目覚めた
11回目で学んだことは・・①失速しないテイクオフのコツなど。
12回目で学んだことは・・①カットバックのやり方②バックサイドのライン取りなど。
思うようにいかないカットバック。背中側に倒れる感じが、どうも不安で・・勝手に身体が硬直してしまう。でもコーチの手本は、あまりに自分とは違い過ぎる。ため息でるほど、格好良いのだ😍この格好良さは諦めきれない、何としてもカットバックを習得したい!
横に速く走れるようになった
10回目で学んだことは・・①テイクオフ直後に加速する方法②パドルを強化など。
速く割れ終わってしまう波でも、走り抜けることができる技を・・コーチから伝授頂いた。おかげでテイクオフ直後のスタートダッシュ&アップスダウンがかなり上達し、横に速く走れるようになった!スピードを出して走ることは、気持ち良くて楽しい。でもバックサイドは、全然ダメ🤣
2021年のサーフブログ
過ちのループから抜け出せた
9回目で学んだことは・・①小波の捕まえ方②テイクオフを修正など。
苦手としている小波のテイクオフ、今回はその特訓となった。小さい波はパワーが少なく、ブレイクも速いので・・意外と難しい。コーチの具体的な助言により、修正すべき”悪いクセ”とその改善法を明確に理解できた。指摘されなければ未来永劫、同じ過ちを繰り返していたかも知れない。あとはイメージ通り身体が動くように、練習するだけだ。
夢に一歩だけ近づいた
8回目で学んだことは・・①掘れた波のテイクオフ法②波の観察法③オンショアでの立ち回り方など。
自分にとってテイクオフは、苦手なものであると同時に憧れでもある。掘れた波を悠然とテイクオフする姿は、非常に格好いい。出来ることなら、自分も実現させてみたい。叶うかどうかは分からないが・・今回のレッスンで失敗する原因を理解し、対策も教えてもらった。道のりは長いだろうが、夢の実現へ向け歩みを進めた。
成功体験により未来像が描き変わった
6回目で学んだことは・・①トップターンの失敗例&成功のコツ②バックサイドのトップターンのやり方など。
7回目で学んだことは・・①ボトムターンのコツ②右腕の役目&使い方③目線の効果など。
今回なんと・・FSローラーコースターと、BSトップターンに成功!サーフィンで技を決めたのは、これが初めてだ。コーチングを受けていなければ、このマニューバを体験できなかっただろうし・・そもそも自分には無理だと思い込んでいたのだから、実現しようがない。だがコーチの導きによって、成功体験をすることができ・・その自信によって、「なりたい自分」も大きく描き変わった。
変わっていくことって楽しい、を知った
5回目で学んだことは・・①パワーが無い波の攻略法②パンピングのやり方③理想的な加重など。
5’10のショートボードで、レッスンを再開。波がショボい・・こういう時に”波まかせ”に、ただ乗っていても楽しくない。波にパワーが無く、板があまり走ってくれないからだ。ならば”自力で”スピードを出そうということで、その技術を学ぶ。しかしそう簡単にできないことがミソで、だからこそムキになって頑張ってしまうのだ。波が小さくてつまらなそうだからノーサーフではなく・・小波でも練習できる技術があって、その練習によって自分が変化していくことこそが楽しいのだと気づいた。
自分の”好き”を知った
4回目で学んだことは・・①カットバックのやり方②バックサイド時のアップスダウンのコツ③マニューバの組み立て方など。
まだテイクオフに自信が持てず、波のタルさを言い訳に・・再び7’5の長い板で受講。ショートボードと比べると・・パドル&テイクオフも簡単だし、その後も勝手に板が走ってくれる。これはこれでサーフィンなのだが、もっと違うものを求める自分がいた。もしかしたらそれは、コーチの影響だったのかも知れない。コーチと交わす質疑応答は、自分にとって貴重な時間。つまらない固定観念を壊してもらったり、ワクワクするような未来像を想い描けるようになったりする。やはり自分は、苦手意識を克服して・・ショートボードで楽しみたい!
苦手意識と向き合うことができた
3回目で学んだことは・・①走るべき波の場所②速い波の攻略法③アップスダウンのコツなど。
テイクオフに少し慣れてきたところで、コーチから短い板での受講を提案頂いた。自分としてはテイクオフに悩んだトラウマから、ショートボードへの苦手意識がかなり強く抵抗があったが・・思い切って7’5から5’10へ変更。ちなみに浮力が小さく短い板は、不安定で失速しやすくテイクオフの難易度が高い。だが逆に・・加重に対する反応が速い為、自在なアクションが可能になる。例えばアップスダウンを習得すれば、自力で加速できるようになるのだ。今回は自分の苦手意識と向き合うと共に、改めてショートボードの魅力を感じた。
波を縦に走る意識が強くなった
2回目で学んだことは・・①左腕の役目&使い方②失速しないラインどり③ターンを成功させるコツなど。
ただ波を横に突っ走るのではなく・・波のボトムからトップへ向かい、そしてトップからボトムへ降りる。波を縦に走るラインを意識して、サーフィンできるようになった。
初レッスン
初回で学んだことは・・①正しいパドリング動作とその練習法②テイクオフ上達の為の陸上トレーニング法③バックサイド時の理想的な姿勢など。
テイクオフに自信が無かったので、7’5の長い板でレッスンを受けた。レッスンは、決められた時間内に波を捕まえる必要があるので・・緊張感と同時に、普段にはない高い集中力でサーフィンすることができた。
日本チャンプに教わったこと
一番悩んだこと
自分がサーフィンで一番苦戦したのは、テイクオフだった・・
2016年9月:Photo @tanenami_kengo
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立つ時に前足がうまく出ないし、俊敏な動きができなくてかなり悩んだ。しかし・・
劇的変化
須田那月プロ(@natsukisuda_)のコーチングを受けるようになってから、自分のサーフィンは激変した。
例えばテイクオフは、コーチングで教えてもらった陸上練習のおかげで本当に上達した。その陸上練習は毎日やることが大切で、「この練習を1日でも欠かしたら波に乗れなくなる」という覚悟で取り組んでいる。おじさんの身体の衰えはそれくらい深刻なのだ。
NGライドを延々繰り返す
2021年の自分が今の自分を見たら、きっと驚くに違いない。というよりも、サーフィンを始めた時の自分に「すぐにコーチングを受けろ」と教えてあげたい。非力なテイクオフで数多の波を無駄にし、パワー無いゾーンをゆるりと滑って、レールをスタックさせながら減速ターンで方向転換・・まるでリプレイの様に同じマニューバを延々繰り返す。
今考えると、ゾッとするほど恐ろしくつまらないサーフィンだった。それでも当時は「サーフィンが楽しい」と思っていたし、自分の人生においてとても大切なものだった。
強者のそばにいろ
コーチングを受けて未体験のライディングをすると、今まで知らなかったサーフィンの楽しさを新たに知る。未知のマニューバには、新しい感動があったのだ。また、そのマニューバを描いた身体の実感として「あぁ、なるほど!」と、サーフィンに対する理解として様々な教えが腑に落ちた。
そしてコーチとの質疑応答を繰り返す度に、自分のサーフィン偏差値が上がっていった。ただ知識が増えていくだけでなく、自分で考えたり気づいたり出来るようにもなった。
・・かつて伝説の棋士”升田 幸三”は、「強い者のそばにいろ」と言った。これは近くで見て学べという意味ではなく、ただ物理的に近い距離にいるだけで自分も強くなる「強さは伝播する」という意味合いだった。人間の体を分子レベルでみれば、誰しもが振動している。バイブス・オーラ・波動・気・覇気・雰囲気などと表現したりする場合もあるが、強者のそれを肌で感じることはとても大きな価値だと自分は信じている。
限界突破!
自分のレベルが変われば、見える景色も変わってくる。今までは絶対無理と諦めていたマニューバに対して「自分にもできるかも知れない」「こうやれば多分できそう」「必ずやりたい」という風に、明確なイメージとともに欲求が湧いてくるのだ。こうなると、もう止められない・・
その欲は、自分を突き動かすようになる。毎日の陸上練習、オンショア&しょぼい波でのサーフィン練習・・これらは自分の欲を満たす為に、必要なルーティーン(積み重ね)となる。積み重ねれば実現する未来なら、しんどい日があっても練習はさぼりたくなくなる。
30倍楽しくなった
そして自分のイメージ&技術が増えていくと、楽しめる波のコンディションの幅も広がる。押しが弱い小波でも、しっかり板に加重し続け波のパワーゾーンをなぞれば気持ち良く走れる。フェイスが無く直ぐにスープになってしまう波でも、自分がイメージしている動作を練習してそれができれば嬉しくて叫びたくなる。
サーフィンが30倍、楽しくなった。そして・・波の良し悪しに左右されず、サーフィンを楽しめるかどうかは自分次第なんだと思うようになった。
![](https://tadasaka.jp/wp-content/uploads/2023/10/011620232-1024x576.jpg)
大波に挑戦
大波はゆっくり動いているように錯覚して見えるが、実はかなり速い。その速く動く波を捕まえる為には・・海の中での適切な位置取り、長めのサーフボード、充分なパドル、などが必須になる。
強い潮の流れ、波が崩れる際の衝撃にも注意しなければ大事故につながってしまう。また波に巻かれると普段よりも長い時間水中に沈められるので、窒息感からパニックにならないよう訓練しておく必要がある。
そして、大波の力でリーシュが切れてサーフボードが流されることを想定しておかなければいけない。自力で泳いで岸に戻る泳力はもちろん、厚いスープに阻まれ浮上できず息ができない状況にも冷静に対処できなければ致命的になる。
後悔した挑戦
2022年8月:Photo @keiko1957
![種子島のホテル前の大波に乗るサーファー](https://tadasaka.jp/wp-content/uploads/2023/10/2022-08-31-300380203_975247477206633_8793851055762627779_n.jpg)
![種子島のホテル前の大波に乗るサーファー](https://tadasaka.jp/wp-content/uploads/2023/10/2022-10-31-301021597_2845524178925102_2343825309108638457_n-1024x683.jpg)
![](https://tadasaka.jp/wp-content/uploads/2023/10/2022-08-31-301105982_476378190743000_8974065743876891962_n-1024x683.jpg)
テイクオフに必死だったせいか、横に走れずボトムに降りてしまった。そこで体勢を崩し、危うく転びそうになったが耐えた。その時、波のリップは自分に迫るように崩れかけていて・・ボトムから見上げたその恐ろしい光景は今でも忘れられない。
波が崩れる際のインパクトを喰らわずに済んだが、水量とその衝撃は何トンになるのか・・その場で、今回の大波挑戦を後悔した。
岸まで乗り切った
2023年10月:Photo @avaya_yukiokamoto
![種子島のホテル前の大波に乗るサーファー](https://tadasaka.jp/wp-content/uploads/2023/10/6975c82dc35112445c8661ab06a8219b-scaled.jpeg)
自分のキャパを超えている難しい波には手を出さず、ちょっと恐いが「行ける」と思った大波にパドルを合わせてテイクオフした。最初の2時間はノーライドだったが、続けて3本形の良い波をメイクすることができた。マニューバは平凡だったが、3本とも岸まで乗り切った。
この日は徹底して波を選んだので、一度もワイプアウトしなかった。自分の力量を踏まえ危機管理できたことは、次の大波挑戦に向け自信となった。
緩やかな大波
2024年5月:Video @avaya_yukiokamoto
状況が落ち着くタイミングを見計らって、今年初の台風スウェルに新板6’8”で挑戦した。波にサイズ感はあるが、掘れていないので恐怖感は少なかった。レフトとライトの波をそれぞれ2本ずつ・・最後のライト波を岸まで乗り継ぎ、無事に終了した。
初乗りということもあってか、ターンしようとしても板がほとんど動かなかった。前回の板よりも浮力&容量を落としているので、ターン性能が上がっていないとおかしいのだが・・何故だろう?・・撮ってもらった動画を観返せば、身体が硬直してしまっている。道理でターンが出来ないはずだ。そして・・波をピークから捕まえられていないし、パワーゾーンから外れて走っている。まだまだ大波サーフに不慣れだということだろう。次はもっと良い所から、良いラインで走りたい。※動画のライディングは、前方に人がいたのでプルアウトした1本。よける自信が無かった😅
※当ページには、プロモーションを含みます。
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