突いた魚は・・そのまま食べたり、漁協におろしてお金にしたりした。ころして生きる、まさに殺生。これは残酷だが、生命の本質を表した物語だ。
プロローグ
自分の生命を続けるために、相手の生命を食べる。残酷だが、この世はそういうシステムになっている。自分自身の力で、ひと呼吸で海に潜り獲物を捕まえることは・・お店でお金を払ってお魚を買うのとは状況が全く違う。
追い求めた魚達
自分は、海で様々な魚達に遭遇した。水中で魚と目が合う距離まで近づくと、相手の思惑が伝わってくる・・
※当ページの動画は、残酷なシーンを含み閲覧注意となっています。
初めての獲物
自分が初めて突いた魚は、タカノハダイだった・・
突けた嬉しさよりも、命を奪ってしまったことへのネガティブな感情が強烈だったことを覚えている。直接自分の手でころすことは、非常に重いことだった。捌くのもままならず、塩焼きにして大切に食べた。
ブダイ
浅瀬でよく出会う大物が、ブダイだ。大きい獲物を仕留めたいという欲求・・これはDNAで受け継がれてきた、男の本能かも知れない。
コロダイ
水深10m前後の浅場で、たまに出現するのがコロダイだ。70cmを超える大物で、単独で泳いでいることが多い。一瞬のパワーが強く、手銛の押し棒(ステンレス製)を毎回いつも曲げられた。
クチジロ
イシダイが大きくなると、体の縞々模様は消え口の周りが黒色になり・・クチグロと呼ばれる。イシガキダイも成長すると、口の周りが白色になり・・クチジロと呼ばれる。どちらも水中で泳ぐ姿は厳つく、気高い。
イシガキダイ・クチジロはとても好奇心が強い個体が多く、静かにしていると寄って来ることがある。なかには警戒心があまり無く、人懐っこい個体も・・だがそれでも突かなければならない、この世は非情なのだ。
スジアラ
赤い高級魚。突きたい気持ちが強すぎて、スジアラを可哀想と思ったことが無い。ただ、水深15m超まで潜らないといけない状況が多く捕らえるのは容易ではない・・
ただいま、動画を作成中・・
カンパチ
遭遇できたら、最も嬉しい魚がカンパチだ。突然に、群れでやって来る・・
ただいま、動画を作成中・・
コメント